沈金パネル　空

40,480円(税込)

DETAIL

上野明弘

《略歴》
1973年　福岡県宗像市生まれ。石川県七尾市在住
2002年　石川県立輪島漆芸技術研究所専修科を卒業
2004年　第22回日本伝統漆芸展初入選以後入選を重ねる
2006年　石川県立輪島漆芸技術研究所沈金科を卒業
2007年　石川の伝統工芸展初入選以後入選を重ねる
2008年　第55回日本伝統工芸展初入選　以後入選を重ねる
2012年　第53回石川の伝統工芸展　日本工芸会賞
2016年　第33回日本伝統漆芸展　文部科学大臣賞

沈金は漆器の装飾技法のひとつ。ノミで模様を彫り、溝になる部分に接着剤の代わりとなる漆を塗り金粉を沈める。今では輪島で盛んに行われており、石川県の伝統工芸のひとつにもなっている。

動植物などの葉脈やしなやかな毛並みを一本一本の「点」と「線」で表現し、濃淡、立体感も「点」と「線」で描き上げる。失敗できない一発勝負の緊張感の中で描かれた作品は、観る者すべてを能登・輪島の雄大な自然の『癒し』へと誘う。

素材：木製、金粉、漆
サイズ
〈額含む〉：（幅）17.0㎝（高）170.㎝（奥行）1.6㎝金具含まず
〈絵部分〉：（幅）12.1㎝（高）12.1㎝

【ご注意ください】
・作品は全て一点ものになります。並行して実店舗でも販売しておりますので時間差で売り切れる事もございます。
・今回の被害が広範囲の為、お届けまで時間がかかる場合もございますので予めご了承くださいませ。

今回の地震により数多くの作品が失われ、落胆しながら話してくださった作家も多くいらっしゃいます。そんな作家たちが長期に亘り丁寧に作り上げられた作品は決して安価なお品物ではございません。ですが、魂をすり減らし丹精込めて作り上げられた作品は唯一無二の存在。だからこそ手づくりの一点ものは非常に高い価値があり、豊かな自然の美しさと名工の技が織りなす伝統工芸の世界をその身に感じ取っていただけるのではないでしょうか。